人材育成

「新入社員研修の内製化について」Vol.4

「新入社員研修を内製化できないか」のテーマについてメリット・デメリットを考えていきます。

前回の記事はこちら

当社が考える、研修の内製化のデメリットは、以下の通りです。
1.コスト面について
2.研修プログラムについて→前回の記事はこちら
3.講師について
4.社員同士の指導について

新入社員研修を内製化のデメリットについて考えていきましょう。

3.講師について

社内でも、プレゼンがとても得意な人がいらっしゃることと思います。
また、「ビジネスマナー」なら、言葉遣い、所作、立ち居振る舞い、コミュニケーション力、全てにおいて、他の模範になる方もいらっしゃるでしょう。

それならば、その人に頼めば、ビジネスマナーの良い研修ができるのでしょうか。
残念ながら、(もちろんできる方もいらっしゃるでしょうが)それほど単純ではありません。

研修は「どう伝えるか」が非常に大事です。

前回の記事のように、受講者側も「マナーなんて大体知っているし・・・」と斜に構えながら受講しているケースも少なくありません。そんな状況のもと、ただ字面を教えるだけでは、内容は心の中に入らず、体でも覚えず、ひいては頭には何も残らず…。それでは、ただの時間と人件費の浪費に他ならない、という結果をきたしてしまいます。

「なぜ」を大切にしながら、自身で体感しながら、受講を進めることで理解につながります。
「ふむふむ」「納得!」を引き出せるか、が講師のスキルの差です。

貴重な研修時間を活かし、円滑なOJTへのランディングのために、効果的な伝え方での研修を追求するべきです。

それには経験豊富な、プロの講師に依頼する。
必ずや、効率よく、効果を得られることを保証します。

「実施することが目的の研修」にならぬために。

引き続き、「新入社員研修を内製化できないか」のテーマについてデメリットを考えていきます。

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