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使ってませんか?その表現「なるほどですね!」

困ってしまう「なるほどですね!」

ビジネス上、色々な方とお話しする機会がありますが、どんなに譲歩してもNGと思う言葉があります。
自社の社員にも、「これだけは使ってはならぬ」と使用を厳に慎むよう、伝えている言葉。

それは、相手の言葉を尊重したつもりの「なるほどですね!」です。

相手の話を聞いて、相槌をうち、「ほぉ、そうなのですね」「へぇ、納得しました(納得した気になりました)」という気持ちを伝えたいのでしょう。

「なるほど!」という感嘆詞としての使い方を、ちょっとビジネスっぽく丁寧にしたい、と思った気持ちの表れから、「なるほどですね!」になっていると思われます。

しかし、「なるほど」は、副詞・感嘆詞、であり、「なるほど」に「です」はつきません。感嘆詞の他の例としては、「へぇ!」や「おぉ!」などがあります。どれも「へぇ、ですね!」や、「おぉですね!」などにすると、おかしいことに気づきます。

「なるほどですね!」はそれと同じ使い方をしているのです。

会話に自信がない人は特に乱発する傾向がみられますが、そこそこキャリアを積んできた方からも聞かれることもあり、一気に残念な気持ちになることがあります。

相手に同意をしたいなら、「さようですか」、「初めて聞きました」「納得しました」など、バリエーションをつけて返答しましょう。また、そもそも、「なるほど」はどんなに「ですね」を付けたところで、フォーマルにはなりません。目上の方、お客様に使うには、適切ではなく、ほかの言葉への言い換えが必要です。

そのことからも、「はい」の代わりに「なるほど、なるほど」と連呼することも同様です。「なるほど」を使わないだけでも、会話の品格を落とさずに済みます。

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